今日は、アレクサンダー・テクニークの講座を受けてきました

アレクサンダー・テクニークは、オーストラリア出身の俳優F.T.アレクサンダーによって提唱されたパフォーマンス向上のための身体技法です
その存在は以前から知っていましたが、「楽器を弾きやすくするためのテクニック」くらいの認識しかありませんでした
けれど実際受けてみたら、目から鱗なことが満載でした
何と言っても、ずっと正しいと信じてきた「気をつけ」の姿勢、これが楽器演奏ばかりでなく日常生活を送る上でもネックになっているという事でした
何故なら「気をつけ」の姿勢は、身体を固めてしまう姿勢だからです
良い演奏をするには、何より身体が緩んでいる状態でいなければなりません
そのためにも肩を後ろに引かず、2つある肩甲骨の間を広げる必要があるのだそうです
また、首が耳の高さくらいまであって思ったより長いこと、横隔膜が骨盤の近くまであることなど、いつも何となく認識していたものが、随分違っていたことにも気がつかされました
特に呼吸について、実は腹式呼吸も胸式呼吸もなく、あるのは胸郭と横隔膜が動いているという事実だけ、というのも驚きでした
そして、お腹の力を抜いて呼吸することも大事な点だと学びました
講義の後半、3人の方への公開レッスンがありました
お一人目はアイリッシュフルート、二人目はチューバ、3人目はフルートの方でしたが、先生がアドバイスを加えるたびに音色が劇的に変わっていきました
身体への意識を少し変えるだけで、こんなにも音色が変わるなんて!と衝撃を受けました
私は長年、姿勢が良いことを善しとして、頭を固定させて演奏してきましたが、もっと意識を持って緩めていく必要があることを痛感しました
固定させて動かない、ではなく動くけど動かさない
この2つは大違い、ということを学んだ一日となりました
