ショパンコンクールが始まりましたね♪
ショパンコンクールでは、その年毎に私には「推し」が出来ます
因みに、前回の推しは反田恭平さんでした
反田さんの演奏は音色も表現も多彩で、なぜか聴くたびに胸を打たれ、予選から何度も繰り返し聴いていました
そしてコンクールも山場にさしかかった頃、鬼気迫る小林愛実さんの「24の前奏曲」に魅了され、推しが増えました
結果その二人共が入賞し、本当に嬉しかったのを覚えています
さて今年のショパコン、日本人コンテスタントの中で先陣を切ったのは、牛田智大さんでした
現在、牛田さんはポーランドのショパン音楽大学で、
反田恭平さんと同じ先生に支持されているようですね
ショパンの名を冠するコンクール
よりショパンらしい演奏を求められるコンクールで勝ち抜くためには、本場で勉強するのは意味あることなのでしょう
そんな牛田さんの一曲目のノクターン
深みのある音色と一音一音魂を込めて奏でる緊張感バリバリの演奏に引き込まれました
会場の聴衆も同じだったようで、演奏が終わった途端、ため息のようなどよめきが起きました
皆さん、息をするのも忘れて聴き入っていたのかもしれませんね
牛田さんの演奏は、総じて落ち着いていて貫禄すら感じるものでした
とは言え、「推し」になるかどうかは今後次第といったところでしょうか(上から目線でごめんなさい)
今ハッキリ推しと言えるのは、予備予選で聴いた中川優芽花さんです
この時中川さんが演奏したノクターンが牛田さんと同じ曲だったのですが、私は中川さんの演奏の方が好きでした
これは優劣ではなく好みの問題です
堅牢なお城のような牛田さんの演奏より、ちょっと中を覗けそうな感じの中川さんの演奏の方が親しみを持てるから、程度の理由なんですけどね
さしずめ、どんなにイケメンでも推しになるかどうかは分からないというアイドルオタクの心境に近いかもしれません
という訳で、こんな風に推しを増やしつつ、これからもショパンコンクールというお祭りを堪能したいと思っています!